鵞足炎(がそくえん)とは?膝の内側の痛み、その正体と整骨院での根本施術について
こんにちは。横浜市都筑区の都筑ふれあいの丘駅にある「都筑こばやし整骨院」です。
本日は、スポーツをされている方、膝の痛みに悩む中高年の方にも多くみられる「鵞足炎(がそくえん)」という疾患について、当院の専門的な視点から詳しくお話ししていきます。
- 1 ◆ 鵞足炎とはどんな症状?
- 2 鵞足炎とは?そのメカニズムと膝内側の痛みの正体
- 3 ◆ 鵞足炎の主な症状
- 4 ◆ 鵞足炎の原因とは?
- 4.1 鵞足炎は「使いすぎ症候群(オーバーユース症候群)」に分類されることが多く、日常的な体の使い方や体の癖が大きく関係しています。
- 4.2 ① スポーツや運動によるオーバーユース
- 4.3 ② 姿勢や歩行のクセ
- 4.4 ③ 筋肉の柔軟性の低下
- 4.5 ④ 靴や路面環境
- 4.6 **再発予防には、**正しいフォーム・トレーニング管理、ウォームアップ・クールダウン、靴やインソールの見直し、生活習慣の改善による膝への負担軽減が重要です。
- 4.7 鵞足炎は、早期対応と適切なケアで改善することが多い疾患です。しかし基礎疾患や肥満がある場合は回復に時間を要することもあります。一人ひとりに合わせた施術と生活指導で、痛みのない生活とパフォーマンス向上をサポートいたします。
- 5 ◆ 都筑こばやし整骨院でのアプローチ
- 6 ◆ ご自宅でできる鵞足炎のセルフケア
- 7 ◆ 鵞足炎の改善期間は?
- 8 ◆ 再発予防のために大切なこと
- 9 ◆ 鵞足炎にお悩みの方へ
- 10 ◆ 当院が選ばれる5つの理由
- 11 ◆ 患者様からのよくある質問
- 12 ◆ まとめ:鵞足炎は「膝の問題」ではなく「全身の使い方の結果」
- 13 院情報・アクセス
◆ 鵞足炎とはどんな症状?
「膝の内側がズキズキ痛む」「階段の上り下りで膝の内側がチクチクする」
そんな方は、鵞足炎の可能性があります。
鵞足炎とは?そのメカニズムと膝内側の痛みの正体
「鵞足(がそく)」ってどこ?
膝の内側にある「鵞足」は、縫工筋・薄筋・半腱様筋という3本の腱が脛骨内側前面に集まって付着する部位で、その形がガチョウの足のようであることから「鵞足」と呼ばれています。そしてここにある滑液包というクッション構造が炎症を起こした状態が「鵞足炎」です。
どんな人に多い?
特にランニングやジャンプ、方向転換など膝に繰り返し負荷がかかるスポーツ選手に多く見られます。そのほか、O脚やX脚などのアライメント異常、不適切な靴、急な運動負荷、筋力・柔軟性の低下なども発症を助長します。
◆ 鵞足炎の主な症状
- 膝の内側下部の痛み(押すとズキッとする)
- 動き始めや歩行時に痛む
- 階段の昇降、しゃがみ動作、正座での痛みが強くなる
- 腫れ、熱感を伴うこともある
- 放置すると慢性化して再発しやすくなる
膝のお皿ではなく、やや内側・すね寄りに痛みが出るのが特徴です。
◆ 鵞足炎の原因とは?
鵞足炎は「使いすぎ症候群(オーバーユース症候群)」に分類されることが多く、日常的な体の使い方や体の癖が大きく関係しています。
① スポーツや運動によるオーバーユース
特に以下の競技で多く見られます:
- サッカー、バスケットボール、テニス
- マラソン、ランニング
- 階段の昇り降りやジャンプ動作の多い運動
② 姿勢や歩行のクセ
- X脚やO脚、扁平足、骨盤の歪みがあると、膝の内側に過剰な負荷がかかります。
- 特に内股歩きや猫背などは鵞足部に摩擦を起こしやすいです。
③ 筋肉の柔軟性の低下
- 内ももやハムストリングが硬いと、鵞足部に引っ張り力がかかり炎症を誘発します。
④ 靴や路面環境
- クッション性の低い靴、不安定なサンダル、硬い地面での運動なども原因に。
鵞足炎の一般的な治療はまず保存療法が基本です。
· 急性期には、運動中止と1日複数回のアイシング(10~15分)。
· NSAIDsや湿布で痛み・炎症をコントロール。
· 鵞足周囲のストレッチや筋力強化を行い、患部への負荷を分散します。
· 必要に応じ、インソールやテーピングで補助的なサポートを行います。
それでも改善が難しい症例には、
· ステロイド注射(エコー下)による滑液包への注入、
· 血管内カテーテル治療により異常な新生血管をピンポイントで閉鎖する最新技術などもあります。
**再発予防には、**正しいフォーム・トレーニング管理、ウォームアップ・クールダウン、靴やインソールの見直し、生活習慣の改善による膝への負担軽減が重要です。
鵞足炎は、早期対応と適切なケアで改善することが多い疾患です。しかし基礎疾患や肥満がある場合は回復に時間を要することもあります。一人ひとりに合わせた施術と生活指導で、痛みのない生活とパフォーマンス向上をサポートいたします。
◆ 都筑こばやし整骨院でのアプローチ
当院では、痛みの一時的な緩和だけではなく「根本改善」を重視しています。
そのために以下の5つの視点から鵞足炎に対応しています:
① 姿勢・骨盤・全身のバランス評価と矯正
鵞足炎は膝だけの問題ではなく、体全体の歪みや使い方の結果として現れます。
- 骨盤の歪み
- 足首~膝~股関節の連動性
- 上半身と下半身のバランス
これらを手技療法と動作指導を用いて整えていきます。
② 筋膜リリース・手技療法による滑走性改善
鵞足部にある筋・腱・滑液包の間の「滑り」が悪くなると摩擦が増し、炎症が持続します。
当院では、筋膜リリースや手技療法を通じて筋肉の動きをスムーズにし、炎症部位への負担を減らします。
③ TNブレイン療法(神経系アプローチ)
痛みが長期化すると、筋肉だけでなく「脳や神経」にも影響が及びます。
当院のTNブレイン療法は、脳・神経の働きを正常化する特殊な振動刺激療法です。
- 慢性痛の緩和
- 身体の防御反応の解除
- 自律神経の安定化
これにより、痛みの「記憶」や防御的な筋緊張を解除し、より早い改善を促します。
④ 動作・歩行の再教育
間違った歩き方・体の使い方が痛みを引き起こしている場合、それを正しく学び直すことが再発防止には不可欠です。
- 歩行のクセを分析
- 立ち方・座り方・しゃがみ方の指導
- 正しい重心移動の指導
⑤ 筋力強化(インナーマッスル・EMSトレーニング)
膝周囲の筋肉を支えるためには、体幹や股関節の安定性も重要です。
マンツーマンで必要な筋肉を一緒に鍛えていきます。
当院では複合高周波EMSを用いたインナーマッスル強化も取り入れています。
◆ ご自宅でできる鵞足炎のセルフケア
ストレッチ(痛みのない範囲で)
▸ ハムストリングのストレッチ
座って片脚を伸ばし、つま先に向かって前屈。太ももの裏が伸びるのを感じながら30秒。
▸ 内転筋のストレッチ
足裏を合わせて座り、膝を外側へ倒して20秒キープ。
アイシング
運動後や痛みが強いときは、患部を10~15分冷却して炎症を抑えましょう。
適切な靴の選び方
- アーチサポートのある靴を選ぶ
- 衝撃吸収に優れた中敷きを使うのも◎
◆ 鵞足炎の改善期間は?
症状の程度やケアの仕方にもよりますが、目安として:
- 軽症:1~3週間
- 中等症:1~2ヶ月
- 慢性例:3ヶ月以上
特に慢性化している場合は、体の使い方の再教育が最も重要です。
◆ 再発予防のために大切なこと
- 姿勢の改善と維持
- 筋肉の柔軟性と筋力のバランス
- 動作のクセの修正
- 疲労をためない生活習慣
これらは、当院での施術+ご自身でのセルフケアによって実現できます。
◆ 鵞足炎にお悩みの方へ
もしあなたが現在、膝の内側の痛みや違和感を感じているなら、それは身体が出しているサインです。
放っておくことで症状が慢性化し、運動や日常生活にも支障が出る可能性があります。
都筑こばやし整骨院では、「どこが悪いか」だけでなく「なぜそこに負担がかかっているのか」まで掘り下げた根本改善を目指しています。整形外科や他院で改善しなかったケースも、当院で痛みが軽減・解消した例が多くあります。
◆ 当院が選ばれる5つの理由
- 構造 × 神経 × 筋肉 × 動作を多角的に評価・アプローチ
→ 痛みの“根っこ”にアプローチ
- TNブレイン療法による神経系からの改善アプローチ
→ 慢性的な痛みや脳の「誤作動」に対応
- 完全予約制・丁寧なカウンセリング
→ お一人おひとりとじっくり向き合い、納得できる説明と施術
- 豊富な実績と臨床経験
→ 地域での口コミ・紹介来院も多数
- 生活指導やセルフケアのサポート
→ 通院以外の時間も大切にし、再発防止までサポート
◆ 患者様からのよくある質問
Q. 鵞足炎って運動をやめないとダメ?
→ 痛みの程度によりますが、適切なケアと使い方を覚えることで運動を続けながら改善可能なケースも多くあります。
Q. レントゲンやMRIは必要?
→ 骨の異常が疑われる場合は必要ですが、鵞足炎は構造・筋肉・神経の評価が非常に重要なため、整骨院での評価で原因を特定できる場合も多いです。
Q. どのくらい通えば治りますか?
→ 軽症であれば数回、中等症以上なら1~2か月程度の計画的な施術とセルフケアが必要です。まずは初回の検査で、明確なプランをご提案します。
◆ まとめ:鵞足炎は「膝の問題」ではなく「全身の使い方の結果」
- 膝だけを診るのではなく、姿勢・骨盤・筋肉・脳神経・使い方まで見る必要がある
- 鵞足炎は適切にケアすれば多くの場合で改善可能です。
- 大切なのは、原因を見つけ再発させない身体づくり
その痛み諦めずに一度ご相談ください!
院情報・アクセス
店舗名 | 都筑こばやし整骨院 |
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営業時間 | 10:00〜13:00 15:00〜20:00 土曜日9:00〜18:00 |
定休日 | 日曜、祝日 |
住所 | 〒224-0061 神奈川県横浜市都筑区大丸3−27 ムーンシャイニー壱番館 101 |
Googleマップ | |
交通 | 横浜市営地下鉄グリーンライン 都筑ふれあいの丘駅徒歩3分 |
駐車場 | 近隣のコインパーキングをご利用ください |
電話番号 | 045-532-6892 |

小さいころから野球をやっている中でケガをして通っていた整骨院の先生の影響をうけてこの道を志しました。
ケガをして野球ができない時に身体的にも精神的にも辛い中、身体を治してもらうだけではなく、的確な声をかけて頂き落ち込んでいた心も治してもらい安心して野球をやりきることができました。
新潟から東京へ進学で上京しまして国家試験柔道整復師免許取得、横浜市の整形外科、整骨院、川崎市の整形外科、大和市の整形外科などで勤務させて頂き、2016年6月にこちらを開院しました。
外傷や様々な症例を経験した中で、 もっと良くなるんじゃないか、もっと楽にしてあげれる方法があるんじゃないかと思い日々考え、勉強会などにも積極的に参加しております。
皆様のお困りの症状が改善し、スポーツパフォーマンス向上や、諦めていた趣味を楽しんだり、快適な日常生活、競技生活が送れるように精一杯施術させて頂きます。
当院では、症状改善だけではなく、根本的に症状が出にくい身体を作っていく事が大事と考えております。 痛みの改善は勿論ですが、身体を整えて、正常に動くようにして、筋肉を鍛えていく事で根本的に変えていきます。
どこに行っても治らない、どこに行ったらいいかわからない方はぜひ一度当院にお越しください。
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