腱鞘炎の重症度チェック|まず確認したいセルフチェック項目
「手首や指を動かすと痛いけど、これって腱鞘炎なのかな?」と気になっている方は少なくありません。
実際には、症状の強さや日常生活への影響によって重症度の目安が変わると言われています。そのため、まずは現在の状態を落ち着いて確認してみることが大切です。
ただし、セルフチェックだけで状態を正確に判断することは難しいため、痛みが続く場合や悪化していると感じる場合は、整形外科などの医療機関へ相談することがすすめられています。
ここでは、腱鞘炎でよくみられる症状や、重症度を判断する際のポイントについて紹介します。
腱鞻炎でよくみられる初期症状
患者さん
「最近、ペットボトルのフタを開けるだけでも手首が痛むんです。これって腱鞘炎でしょうか?」
スタッフ
「そのような症状は、腱鞘炎でみられるケースがあると言われています。」
腱鞘炎の初期には、次のような症状が現れることがあります。
-
手首や親指を動かすと違和感や痛みがある
-
朝起きた直後に指が動かしづらい
-
手を使い続けると痛みが強くなる
-
少し休むと症状がやわらぐことがある
軽い違和感だからと放置すると、日常生活に支障が出るほど痛みが強くなるケースもあると言われています。
例えば、スマートフォンの操作やパソコン作業、料理や育児などで同じ動作を繰り返している方は、手首や指に負担がかかりやすい傾向があります。
「まだ我慢できるから大丈夫」と思っていても、以前より痛みが続く時間が長くなったり、物を持つ動作がつらくなったりした場合は、一度状態を確認することが大切です。
次の項目では、軽度・中度・重度それぞれの特徴について詳しくチェックしていきましょう。
腱鞘炎とは?原因と起こりやすい人
「そもそも腱鞘炎って、どうして起こるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
腱鞘炎は、指や手首を動かす腱(けん)と、その腱を包んでいる腱鞘(けんしょう)が繰り返しこすれることで炎症が起こる状態と言われています。特に同じ動作を何度も続けると負担が蓄積し、痛みや動かしにくさにつながることがあるようです。
また、手をよく使う仕事や家事だけではなく、ホルモンバランスの変化や持病などが影響するケースもあるとされています。
ここでは、腱鞘炎の仕組みや原因、症状が現れやすい方の特徴について紹介します。
腱鞘炎が起こる仕組み
患者さん
「手首を使い過ぎただけで、どうして痛くなるんですか?」
スタッフ
「腱と腱鞘が繰り返し擦れることで炎症が起こるためと言われています。」
腱は筋肉と骨をつないでいる組織で、その周囲にはトンネルのような役割を持つ腱鞘があります。
通常はスムーズに動きますが、長時間のパソコン作業やスマートフォンの操作、料理や掃除、育児などで同じ動きを繰り返すと摩擦が増え、炎症が起こることがあるようです。
炎症が進むと腱や腱鞘が腫れ、動かすたびに痛みを感じたり、引っ掛かるような違和感が現れたりすると言われています。
ドケルバン病・ばね指との違い
腱鞘炎とひと口に言っても、症状が現れる場所によって名称が異なります。
例えば、親指の付け根から手首にかけて痛みが出るものはドケルバン病と呼ばれています。一方、指を曲げ伸ばしすると「カクン」と引っ掛かるような症状がある場合はばね指と言われています。
どちらも腱鞘炎の一種とされていますが、痛む場所や動かしづらさが異なるため、症状に合わせて状態を確認することが大切です。
腱鞘炎になりやすい人の特徴
腱鞘炎は、次のような方にみられることが多いと言われています。
-
パソコンやスマートフォンを長時間使う方
-
美容師や調理師など手を酷使する仕事の方
-
育児中で抱っこをする機会が多い方
-
更年期や妊娠・出産前後の女性
-
糖尿病や関節リウマチなどの持病がある方
もちろん、これらに当てはまるから必ず腱鞘炎になるわけではありません。
しかし、「最近手を使う機会が増えた」「以前より痛みが続くようになった」という場合は、無理を続けず早めに状態を確認することがすすめられています。
腱鞘炎のセルフチェック方法
「腱鞘炎かもしれないけれど、本当にそうなのかわからない…」という方は少なくありません。
そのような場合は、自宅で簡単にできるセルフチェックを試してみる方法があります。特に親指側の手首に痛みがある場合には、「フィンケルシュタインテスト」が目安の一つとして広く用いられていると言われています。
ただし、セルフチェックだけでは状態を正確に判断することは難しく、痛みの原因が腱鞘炎以外である可能性もあります。そのため、結果はあくまで参考程度に考え、症状が続く場合は医療機関へ相談することがすすめられています。
ここでは、自宅で確認できる代表的なセルフチェック方法と、注意したいポイントについて紹介します。
フィンケルシュタインテストのやり方
患者さん
「家でも確認できる方法はありますか?」
スタッフ
「はい。親指側の腱鞘炎では、フィンケルシュタインテストが参考になると言われています。」
手順は次のとおりです。
① 親指を手のひらの中へ入れます。
② 残りの4本の指で親指を包み込むように握ります。
③ そのまま小指側へゆっくり手首を倒します。
この動きをした際に、親指の付け根から手首にかけて強い痛みが出る場合は、ドケルバン病の可能性があると言われています。
ただし、無理に強く倒すと痛みが増すことがあるため、違和感を感じた時点で動きを止めるようにしましょう。
ばね指のセルフチェック
ばね指は、指の曲げ伸ばしをした際に「カクン」と引っ掛かるような動きが特徴と言われています。
次のような症状がある場合は、一度確認してみましょう。
-
指を曲げたあと、伸ばしづらい
-
指を伸ばすと引っ掛かる感じがある
-
朝起きた直後に症状が強くなる
-
指の付け根を押すと痛みがある
これらの症状が続く場合は、腱鞘炎の一種であるばね指が関係している可能性も考えられます。
セルフチェックだけで判断しないことが大切
セルフチェックは現在の状態を知るための目安にはなりますが、それだけで原因を特定できるわけではありません。
例えば、手首の痛みは腱鞘炎だけでなく、関節の病気や神経の圧迫などによって起こるケースもあると言われています。
また、安静にしていても痛みが続く場合や、腫れ・熱感が強い場合、物を持つことが難しいほど症状が進んでいる場合は、自己判断を続けず医療機関へ相談することがすすめられています。
早めに状態を確認することで、日常生活への影響を抑えられる可能性があると言われています。
重症度別の対処法と病院を来院する目安
「セルフチェックをしてみたけれど、このまま様子を見ても大丈夫なのかな?」と迷う方もいるのではないでしょうか。
腱鞘炎は症状の程度によって対処法が異なると言われています。軽い違和感であれば手首や指を休ませることで落ち着く場合もありますが、痛みが強くなったり、日常生活に支障が出たりする場合は、早めに医療機関へ相談することがすすめられています。
ここでは、軽度・中度・重度それぞれの目安と、来院を検討したほうがよい症状について紹介します。
軽度の場合の対処法
患者さん
「少し痛む程度なら様子を見てもいいのでしょうか?」
スタッフ
「痛みが軽い場合は、まず手首や指を休ませることが大切と言われています。」
軽度では、動かしたときだけ違和感や軽い痛みを感じるケースが多いようです。
このような場合は、次のことを意識してみましょう。
-
手を使い過ぎる作業を控える
-
長時間のスマートフォンやパソコン作業を減らす
-
必要に応じてサポーターを活用する
-
痛みが強い直後は冷やすことがすすめられる場合もある
無理を続けると炎症が長引く可能性があると言われています。
中度・重度の場合の目安
痛みが続いたり、物を持つ動作がつらくなったりしている場合は、中度以上になっている可能性があると言われています。
例えば、次のような症状がある場合は注意が必要です。
-
安静にしていても痛みが続く
-
腫れや熱感がある
-
ペットボトルのフタを開けられない
-
指の曲げ伸ばしで強い痛みを感じる
-
日常生活に支障が出ている
さらに、親指や指がほとんど動かせない、痛みが急激に悪化しているなどの症状がある場合は、早めに医療機関へ相談することがすすめられています。
医療機関ではどのようなことを行う?
患者さん
「病院へ行くと、どんなことをするんですか?」
スタッフ
「まずは症状や生活習慣を確認しながら、触診や必要に応じた検査を行うことが多いと言われています。」
一般的には、痛みが出る場所や手の動きを確認したうえで、必要に応じて画像検査などを組み合わせながら原因を調べることがあります。
症状に応じて、安静の指導や装具の使用、リハビリテーション、注射などが選択される場合もあると言われています。
自己判断だけで無理に使い続けるよりも、早めに状態を確認することで、症状の悪化を防ぎやすくなる可能性があります。
「これくらいなら大丈夫」と我慢せず、不安がある場合は一度相談してみると安心です。
腱鞘炎を悪化させないための予防法【よくある質問】
腱鞘炎は、一度症状が落ち着いても、同じような負担が続くと再び痛みが出ることがあると言われています。
そのため、日頃から手首や指への負担を減らすことが大切です。
また、「温めたほうがいい?」「ストレッチはしても大丈夫?」など、予防について疑問を持つ方も多くいらっしゃいます。
ここでは、よくある質問をもとに、日常生活で意識したいポイントを紹介します。
ストレッチはしても大丈夫?
患者さん
「痛みがあるときでもストレッチをしたほうがいいですか?」
スタッフ
「痛みが強い時期は無理に動かさないほうがよいと言われています。」
炎症が強いタイミングで無理にストレッチをすると、かえって負担が大きくなる場合があるようです。
一方で、痛みが落ち着いてきた時期には、体の状態に合わせて軽く動かすことがすすめられるケースもあると言われています。
違和感が強くなる場合は無理をせず、医療機関へ相談しましょう。
温める・冷やすのはどちら?
患者さん
「冷やしたほうがいいのか、温めたほうがいいのか迷います。」
スタッフ
「症状の時期によって考え方が異なると言われています。」
痛みや熱感が出始めた直後は、患部を冷やすことで炎症を抑える目的で行われることがあります。
反対に、慢性的なこわばりや血流の低下が気になる場合には、温めることがすすめられるケースもあるようです。
判断に迷う場合は、自己判断だけで続けず、専門家へ相談すると安心です。
放置するとどうなる?
腱鞘炎を我慢して使い続けると、炎症が長引き、痛みが強くなる可能性があると言われています。
症状が進行すると、物をつかみにくくなったり、指が引っ掛かったりして、日常生活へ影響が出る場合もあります。
「そのうち改善するだろう」と考えて無理を続けるのではなく、痛みが続く場合や悪化していると感じる場合は、早めに状態を確認することが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q. 腱鞘炎は自然に改善しますか?
軽度であれば、安静にすることで症状が落ち着くケースもあると言われています。ただし、改善しない場合は医療機関へ相談することがすすめられています。
Q. サポーターは使ったほうがいいですか?
手首への負担を軽減する目的で使用されることがあります。ただし、長時間の使用が適しているかどうかは症状によって異なると言われています。
Q. 痛みがなくなったら普段どおり使っても大丈夫ですか?
急に以前と同じ負荷をかけると再発につながることもあるため、少しずつ負担を戻していくことが大切と言われています。

小さいころから野球をやっている中でケガをして通っていた整骨院の先生の影響をうけてこの道を志しました。
ケガをして野球ができない時に身体的にも精神的にも辛い中、身体を治してもらうだけではなく、的確な声をかけて頂き落ち込んでいた心も治してもらい安心して野球をやりきることができました。
新潟から東京へ進学で上京しまして国家試験柔道整復師免許取得、横浜市の整形外科、整骨院、川崎市の整形外科、大和市の整形外科などで勤務させて頂き、2016年6月にこちらを開院しました。
外傷や様々な症例を経験した中で、 もっと良くなるんじゃないか、もっと楽にしてあげれる方法があるんじゃないかと思い日々考え、勉強会などにも積極的に参加しております。
皆様のお困りの症状が改善し、スポーツパフォーマンス向上や、諦めていた趣味を楽しんだり、快適な日常生活、競技生活が送れるように精一杯施術させて頂きます。
当院では、症状改善だけではなく、根本的に症状が出にくい身体を作っていく事が大事と考えております。 痛みの改善は勿論ですが、身体を整えて、正常に動くようにして、筋肉を鍛えていく事で根本的に変えていきます。
どこに行っても治らない、どこに行ったらいいかわからない方はぜひ一度当院にお越しください。











コメントを残す